CONTRIBUTION 地域貢献活動
私たちは、障がい者の方の社会復帰・自立支援を通し
地域社会に貢献しています。
経済産業省より、平成25年度「ダイバーシティ経営100選」に選出される。
ダイバーシティ経営とは?
性別や年齢、人種、国籍、障がいの有無などの多様性に限らず、キャリアや経験、働き方などに関する多様性を活かし、
その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、価値の創造につなげていく経営のことです。
組織内の個々の人材がその潜在的な能力や特性を活かし、いきいきと働くことができる環境を整えることによって、
「自由な発想」「生産性向上」「自社の競争力強化」につながる、といった一連の流れを生み出すことができます。
当社の取り組み
レグルスでは、障がい者にも高齢者にも育児・介護をかかえた女性にも働きやすい職場づくりを目指し、次のような対応を行っています。
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障がい者の方へ
- 1– 就労継続支援A型・B型事業所 アクティブ鈴鹿の支援
- 2– バリアフリー対応の千代崎工場運営
- 3– 全工場で障がい者雇用実施
- 4– 設計入力業務での障がい者の在宅就労実施
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高齢者の方へ
- 1– 定年を65歳に変更
- 2– 条件を満たせば65歳以降の就労も可能
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育児
介護者の方へ- 1– 病気・育児・介護対応なら当日朝の連絡でも有給適用可能
- 2– 有給休暇は30分単位で消化できる
- 3– 結婚・出産にて休暇又は退職しても元の職場への復帰可能
- 4– 病気・障がい・育児・介護等の事情にて、勤務時間の変更可能
- 5– 上記の④の理由にて身分変更も可能(正社員⇔パート)
- 6– 子どもの年齢により就労時間を変更していくことも可能
コトノネ掲載記事
ノーマライゼーション 【normalization】とは、高齢者や障がい者などを施設に隔離せず、健常者と一緒に助け合いながら暮らしていくのが正常な社会のあり方であるとする考え方です。私は、このノーマライゼーション社会実現の為、障がい者と健常者が共に助け合って働ける場所としてアクティブ鈴鹿を作りました。そこで収入を得ること、自信をつけることによって、より一層の社会参加が出来るようになればと願っています。最近は、医療の発達、職場環境や人間関係の問題により、身体障がい者や精神障がい増え、全人口の6%程度の割合となっています。
又、少子高齢化に伴い、鈴鹿市においても5%近くの外国人が住むようになり、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として生きていくという、多文化共生の社会になってきました。
私は、多文化共生は外国人だけの問題ではなく、性別や年齢や障がい者の有無も含めて考えるべきだと考えています。地域には外国人も障がい者も高齢者も赤ちゃんも健常者もいるのが当たり前であり、それらの人たちが幸せに生活できる社会がノーマライゼーション社会だと考えています。そして、会社自体が多文化共生の小さなコミュニティであり、そこに暮らす全ての人が安心して働くことができる会社づくりを目指しています
私は、自分自身が障がい者となり、いろいろな制限つきで働いていますが、私にとっては仕事が生きがいであります。人が働く理由は様々です。生活のため仕方無くと言われる方も多いでしょう。働くために許される環境も人それぞれで、家族構成、家族を含めての健康状態などによって制限されます。当たり前のことですが、一人一人の考え方や表現の仕方や価値観も違います。そんな違いを持った人が集まり、仕事をしていくのが会社です。それが、お金のために仕方なく働いている職場であっても、気持ちよく働らける職場であるほうが望ましいということについては誰も異論はないでしょう。
レグルスでは、障がい者にも高齢者にも育児・介護をかかえた女性にも働きやすい職場作りを目指し、次のような対応をしています。
障がい者対応
- 1.就労継続支援A型・B型事業所 アクティブ鈴鹿の支援
- 2.バリアフリー対応の千代崎工場運営
- 3.全工場で障がい者雇用実施
- 4.設計入力業務での障がい者の在宅就労実施
高齢者対応
- 1.定年を65歳に変更
- 2.条件を満たせば65歳以降の就労も可能
育児・介護対応
- 1.病気・育児・介護対応なら当日朝の連絡でも有給適用可能
- 2.有給休暇は30分化できる
- 3.結婚・出産にて休暇又は退職しても元の職場への復帰可能
- 4.病気・障がい・育児・介護等の事情にて、勤務時間の変更可能
- 5.上記④の理由にて身分変更も可能 (正社員⇔パート)
- 6.子どもの年齢により就労時間を変更していくことも可能
現在の下請け製造会社の立場は非常に弱く、特に納期は絶対のものであります。こんな環境の中で、みんなが残業している中で,休暇をもらうのは心苦しいと悩む方もいるでしょう。しかし、そんな環境であっても、みんなが気持ちよく働き、気兼ねなく休めるような職場となる事が私の願いであります。この思いは、私が一人で願うだけでは実現しません。会社のルールを変えるだけでも実現しません。この会社で働く全ての人が同じ思いになってくれることが必要です。協力し合うことが必要です。
- 1.この日でなければという休暇以外の申請は班長と調整して申請
- 2.同じ職場で休暇者がいて、納期的な問題が有る時は、お互い様という思いで、可能な方は出来るだけ残業・休出協力をする
会社とは、違う環境の家庭を持ち、それぞれの考えも能力も違う人たちが集まる多文化共生社会です。しかし、全ての違いを克服し、同じ目標に向かって協力し合わなければならない社会でもあります。難しい点もありますが、私は、他人の休みには出来るだけの協力をし、自分の休みは気兼ねなく休める。そんな雰囲気の職場になってほしいと思っています。 最後に、レグルスでは、現在上記の対応を実施していますが、どんな環境の方でもより楽しく、より能力が発揮できる職場となる事を望んでいますので、皆さんのご協力と提案をよろしくお願いします。
雑誌「コトノネ」掲載記事 【http://kotonone.jp/pdf/vol12_08.pdf】
会長の社会的活動
社会福祉法人 朋友 理事長
- 就労継続支援A型事務所「アクティブ鈴鹿」
- 「わか菜の杜」
- ステップアップカフェ Cotti菜 Deli
- 身体障がい者福祉ホーム「アクティブ」
一般社団法人 ひびき 理事
- 就労継続支援B型事務所「ともに」
一般社団法人 三重県障がい者就農促進協議会 業務執行理事
障害者アグリ就労人材センター 代表理事
施設紹介
*就労継続支援A型・B型事業所「アクティブ鈴鹿」
働く意欲があり、作業ができる能力がありながらも身体の障がいの状況、職場や通勤の環境等のさまざまな事情により一般企業で働くことが難しい方に、社会的・経済的自立を目指していただくために設立されました。当社の規定に基づき、ワイヤーハーネスの加工・組立等の業務を行っています。
定員 | A型30名 B型30名 |
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設備 | 食堂・休憩室 |
休憩時間 | 昼食時の50分、午後10分 |
職員 | 施設長1人、事務員3人、指導員10人 |
住所 | 〒510-0224 三重県鈴鹿市若松中1-20-1 |
*身体障がい者福祉ホーム 「アクティブ」
福祉ホームとは、“障がいを持った人たちのアパート”のようなものです。
「障がいがあるから家族や職員の保護下で生きていく」という受け身の生活ではなく、
一人の大人として独立し、主体性を持って地域社会で生活していけるようになることを
目的としています。
利用料 | 家賃28,000円、共益費3,000円(※光熱費は実費負担です。) |
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定員 | 12名 |
入居期限 | 3年(場合によっては延長あり) |
設備 | すべて個室単身用で、トイレ・バス・キッチン(電磁調理器)付きです。 |
食事 | 自炊もしく支援サービスを利用する等、自身で用意をお願い致します。 |
住所 | 〒510-0227 三重県鈴鹿市南若松町字丁永539-1 |
*わか菜の杜
水気耕栽培による野菜作りを通し、障がい者の自立支援を行います。
ハウスの中で全長35メートルの「ベッド」と呼ばれる台をいくつも並べ、
水を循環させて野菜を育てています。
Cotti菜 Deli
わか菜の杜で栽培した野菜をふんだんに使ったお弁当を、
障害者の方と共に調理、販売をしています
住所 | 〒510-0236 三重県鈴鹿市中江島町19-38ラヴィータ白子1F |
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Tel/Fax | 059-389-7789 |